まえだ歯科

浅水川沿いの交差点に面する開けた敷地を活かして、遠景の里山になじむ緩やかな勾配をもつ平屋建てとしました。診察室には交差点の視線と騒音から守るコンクリート塀を配置して、塀の内側から植栽が周囲にこぼれ出す計画としました。敷地の高低差を解消するアプローチのステップは地域に開かれたクリニックを目指して駐輪スペースに面した腰掛けスペースになっています。

木造のクリニックとして地域材を積極的に活用し、診察室には福井県産の杉材を構造材(梁材)として室内にあらわしのデザインとしています。待合室の天井とアプローチの軒天には福井県産の杉板を室内外に連続するように使っています。

鯖江市の歯科クリニックまえだ歯科
明るい待合室
福井県の県産材活用

竣工 2024.3

種別 新築

用途 歯科クリニック

規模 120.87㎡

構造 木造

所在 福井県鯖江市

設計 一級建築士事務所blend 

施工 株式会社 深谷(担当:高田 )

撮影 NAOKI MYO / MOv